「柚雨 でも、小日向 でも、杏 でも、全部がお前なんじゃないの?」 「……」 「違う?まぁ、俺色の杏にしてやっけど」 「……!?」 ギシッとベットのきしむ音がして、純の気配が近づいてくる。 「まったく手のかかる姫だなぁ」 純が抱きしめてくる。