家に帰ると、すぐに純はソファーに倒れ込む。 「大丈夫?」 「ん?……あぁ」 元気の無い返事。 あ!もぅ6時じゃん。 夏純迎えに行かないと。 「純。夏純迎えに行ってくる」 「あぁ」 私は、上着をはおって家を出る。 車に乗って保育園へ。 「ヤバいなぁ。遅くなっちゃった」 心の声が、口からつい出てしまう。 まだ温まりきってない車内の温度に身を縮める。