「杏………」 「ん?」 家に着くと、純が後ろから抱きしめてきた。 「今日、泊まっていい?」 「いいよ」 「サンキューな」 もっときつく抱きしめられてキスされる。 長い長いキスだから、だんだん息が続かなくなって、 純の胸をたたく。 「……ん……ん…!」 でも純は唇をはなしてくれない。 「ん……ん〜」 唇から熱が離れて、 純がやっとはなしてくれた。