「夏ー」 「んー?」 「退院っていつできるの?」「えーっと、2週間後だったと思う」 夏は私を抱きしめながら話す。 そのせいで、息が耳にかかってくすぐったい。 「でも……スポーツはまだしちゃいけないんだ」 急に夏の表情が曇る。 「俺、バスケやりたい」 「わかるよ。気持ち……でも今やったらもぅ出来なくなっちゃうかもしれないよ…?」「…そうだよな。もぅ少しの我慢だよな」 曇っていた夏の顔が一気に明るくなる。 よかった。 私はやっぱり夏の笑った顔が好きだぁ。