「まず、貴方の持つ銃。この前も言ったけど、それはスイス製のSIG P210-6…世界初のシングルオートよ。スイス軍が他国からの侵略に備えて開発が始まったものなの。尤も、開発が終わる前に戦争の方が終わってしまったのだけど……で、弾は9mmパラベラム、装弾数は8発。開発当時の拳銃の中でも完成度・命中精度が非常に高くて、でも生産効率が悪いからかなり高価なってしまったのね。それでマニアに…」
「はいはいはい!ストーップ!!」
翡翠の説明にハリスが割り込んだ。
「何?今良い所なんだけど?」
「お前な~…見てみろ!雫の奴、頭ショート寸前だぞ!!?」
「え、別に」
雫はチラリとハリスを見た。なんだか自分が馬鹿に思われているようで嫌だったのだろう。
それに対してハリスは「へ?」と間抜けな顔をして雫を見ていた。
「……馬鹿、お前、こういう時は合わせろよ!あと一歩で翡翠が別の世界へ…ぐへぇッ!!」
「馬鹿はお前だ」
翡翠は軽く足でハリスを小突いた…ように見えるが頭から湯気が吹き出てる幻覚と明らかに白目を向いて床に頭から突っ伏して…余りに悲惨で可哀想な事になっている様子に雫は視線を逸らした。
「はいはいはい!ストーップ!!」
翡翠の説明にハリスが割り込んだ。
「何?今良い所なんだけど?」
「お前な~…見てみろ!雫の奴、頭ショート寸前だぞ!!?」
「え、別に」
雫はチラリとハリスを見た。なんだか自分が馬鹿に思われているようで嫌だったのだろう。
それに対してハリスは「へ?」と間抜けな顔をして雫を見ていた。
「……馬鹿、お前、こういう時は合わせろよ!あと一歩で翡翠が別の世界へ…ぐへぇッ!!」
「馬鹿はお前だ」
翡翠は軽く足でハリスを小突いた…ように見えるが頭から湯気が吹き出てる幻覚と明らかに白目を向いて床に頭から突っ伏して…余りに悲惨で可哀想な事になっている様子に雫は視線を逸らした。


