17歳の不良と6歳の殺し屋




「これが出来てなきゃ、ただの甘ちゃん。そこらの餓鬼と変らない」




「そいつは手厳しいな!」

「そう?」




翡翠はポイッとリモコンを投げ捨てた。後ろの方で黒い覆面をつけた者達が一切の音を出さずに物を片付けている。
二人はそれに振り向く事なく笑いながらこの場を去って行った。