今朝、母さんが帰って来た。 「女王」の彼女にマスコミや警察が殺到。 慌てて外に出てみれば、案の定。 彼女は泣き叫びながら、私に飛びついて来た。 押しかける人々を振り切って家へと戻る。 もうしばらくこの騒ぎは続くだろう。 一週間は学校を休まなくては… 私は震える彼女の肩をさすってやりながらそう、考えていた。