『HI、雫?どうかしたの?』 ハキハキとした翡翠の声。だが今はそんな高い声が耳に痛い。 「だ……」 『What?聞こえないわ』 「だ…ずげ…でぇ……」 思ったより喉が酷い。こりゃ喉からやられたな。私はなんとかそれだけ言うとバフッと再びベッドに落ちた。ああ、ついでに携帯が手からするりと抜ける。 ゴトリと携帯がカーペットの上に鈍い音をたてて落ちた。 そこから慌てた翡翠の声が小さく聞こえていた。 というわけで、現在この三人はこの家にいるわけだ。