17歳の不良と6歳の殺し屋

「でも、もう少し焦った方がいいわね…」

「そうなの。」

コルダは翡翠の隣に立つとその腕から果物を取った。

「早く帰るの。シチューが美味しそうなの!」

それに木の実だけを持った翡翠が笑って頷く。

「そうね、さっさと帰りましょう」

そうして二人は暖かな家へ戻って行った。