このホテルは、15階までは普通の一般向けの作りをしている。
残りの3階は翡翠達の専用ルームとなっている。
ここにはプールやカジノ、レストランはもちろんダンス教室や、トレーニングルーム、カラオケまであるのだ。
それを目が覚めた雫が聞くとまたフラリと身体をよろめかした。
「そんな驚く事じゃないでしょう」
翡翠が心底呆れたように言う。それにコルダとハリスがうんうんと頷く。
(なんだよ、こんな時ばっか気が合いやがって)
だが、そんな事で倒れてしまったのは事実で、少し恥かしい思いをしてしまい雫は顔を赤らめた。
「まぁ、とりあえず、ここが俺達のアジトなんだ」
「……アジトって目立ちすぎだろ!!」
「だからそれを裏手にとってるの」
「は?」
「ここがアジトだなんて誰も思わないでしょう?」
「まぁ、ね」
「だからいいんじゃねーか」
残りの3階は翡翠達の専用ルームとなっている。
ここにはプールやカジノ、レストランはもちろんダンス教室や、トレーニングルーム、カラオケまであるのだ。
それを目が覚めた雫が聞くとまたフラリと身体をよろめかした。
「そんな驚く事じゃないでしょう」
翡翠が心底呆れたように言う。それにコルダとハリスがうんうんと頷く。
(なんだよ、こんな時ばっか気が合いやがって)
だが、そんな事で倒れてしまったのは事実で、少し恥かしい思いをしてしまい雫は顔を赤らめた。
「まぁ、とりあえず、ここが俺達のアジトなんだ」
「……アジトって目立ちすぎだろ!!」
「だからそれを裏手にとってるの」
「は?」
「ここがアジトだなんて誰も思わないでしょう?」
「まぁ、ね」
「だからいいんじゃねーか」


