17歳の不良と6歳の殺し屋

そしてコルダはテテテ…っと静かに翡翠に近づくとボソリと翡翠に囁いた。



「本当は嬉しいんでしょう?翡翠」

「ななな!何を言っていますの?!」

顔を真っ赤にして慌てる翡翠はレアだなとコルダは思った。ついでに言葉遣いもわかりにくいくらいに違う。

「照れてるの~♪」

「黙りなさい!その愉快な頭を吹っ飛ばすわよ!?」

「いや~ん!なの~」

ヒラリと逃げるコルダ。そんな後ろ姿を思い切り睨みつける翡翠。

(ま、変ったのは雫だけじゃないって事なの…)



その後、うふふ~と笑うコルダを二人が気持ち悪そうに見たとかなんとか。