「銃が私を守る守護者」 「銃は裏切り者なの」 「銃は人を選ぶだけ」 「銃は人の心の鬼を生むの」 「銃は人を試しているのよ」 「雫は壊れるかもしれないの」 「さぁ…それはあの子次第。私達が決める事じゃないわ」 「…相変わらず恐ろしいの。“孤高の輝石”さん」 「相変わらず軟弱ね、“憤怒鼠”(フンド・ネズミ)さん」 それから二人は本来の目的である銃器のメンテナンスや金の支払いなどを行った。暗闇に合わせるような沈黙の中、ユラユラと揺らめくロウソクの灯火が二人の空虚な瞳を赤く染め上げて行った。