ただ一つ言えるのは… 「さびしい」 たぶんそれだけなんだ。 ヒィもあたしの叫びもきっと根本はそれなんだ。 ユタはチュッとあたしのおでこにキスをした。 「こんど、3人でデートしよう。休みあけておくから。どこがいい?」 「サーカス…」 「わかった」 立ち上がるユタ。 「じゃあ、しごと行ってくるね」 そう言って、あたしとヒィのほっぺにキスをして去ってしまうユタ。