それをヒィに見透かされてしまい、どっかにいる魔女に見られてしまい、罰が下った。
ヒィはどこに?
「ああああ…あああ…ああ」
震える声、体。涙は風に飛ばされ、その顔に付いた涙の跡は気持ち悪いほどスースーする。
魔女の居場所なんて分からない。
それよりあたしのほうが大変な事になってしまった。
怖い。
急に体の中で黒い闇のようなものがぐるぐる歯車のようにさ迷い始める。
体が重くなり、仕舞にはあたしはマンションの出入り口でうずくまってしまった。
風はからかっているのか挑発しているのかあたしの髪を乱雑に撫でまわす。



