ガラクタ姫


そして、一回も考えた事ない質問をヒィにぶつけた。

「あたしってどんなお姫様?」

自分の質問で目が覚めた。

大きなあくびと大きな伸びをして、ベッドから出た。

さて、顔を洗って、歯磨きしよう。

そして、お客さんもいるからちょっと早めに朝食の支度をしなければ。

無心で、身支度を終え、リビングに戻り、トースターでパンを焼いているとヒィが唐突に言った。

「ガラクタ姫じゃないの?」

突然の言葉にあたしはヒィのほうを振り向き、何回も瞬きをした。

チンッ。

パンが焼けた。