困ったものだ、あたしはそれを承諾するしかない。 「よーいスタート!」 ヒィの大きな掛け声とともに青と橙のおはじきは同時にはじかれた。 綺麗な直線を描くおはじき。 クリーム色のテーブルじゃ目立たないけど、きっとスケッチブックの上だともっと綺麗に輝くのだろうなぁ。 ぼんやりと見つめる先のおはじきは夢だったのかのようにいつの間にか姿を消していた。