踊っているみたいだ。 まるで舞踊会。 舞踊会と言えばシンデレラ。 あたしは頭の中で水色のドレスを着たシンデレラと爽やかな王子様が幸せそうに踊っている光景を思い浮かべた。 「なんて綺麗なんだ」 ついいつものくせで声に出てしまった。 「できたよ」 ヒィがあたしに声をかけていた時には陶器の中のビー玉たちの踊りは終わっていた。 あたしとヒィはテーブルの上を見た。 そこには青色のおはじきと橙色のおはじきが手前にためらいがちに置かれている。