ユタのせいだ。 ユタがいるからストレスがたまるんだ。 でも、ユタが必要。 あたしにはユタが必要なんだ。 矛盾している考えであたしはこの難題を片付けた。 一階にたどり着き、ごみ収集場にゴミ袋を投げつけた。 ガシャンッと最後にものすごい音をたてた。 「あー、ちょっとちょっとガラスは違う日だよ」 おじいさんがあたしに話しかけてきた。 正直、こう思う。 ユタ以外の人間はいらない。