「さっきまであんなに“ヘン”て言われるのを毛嫌いしてたのに、名前に関しちゃ珍しいものを好むんだね」 「ヘンと珍しいは違うでしょ」 「一緒だよ。“変”も“珍”とも言うでしょ?」 ユタはクスクス笑う。 くそぉ、バカにしやがって。 「なんだよ!!さっきまで名前プレート首から下げてた変人が!!!」 あたしはヤケになって怒鳴った。 「確かに、だから他の人が僕のことをまじまじと見るのが多かったのか」 笑顔で納得するなよ。