「アイカ。哀れむ歌と書いて、哀歌。」 「その例え嫌だね」 「そう?あたしは珍しいから気に入っているよ?」 「じゃあ、哀歌さんって呼ぶね」 「なんでさん付け!?恋人同士なんだから呼び捨てでしょ!!」 「さん付けのほうが大切にしてるような気がするから」 そう言って、ユタは微笑んだ。 優しい、紳士のような…本当に王子様だ。 「それにしても…」 ユタはあたしの顔を見て、クスッと笑う。