「浩司くん…ごめん騒いで。
　みなさんもごめんなさい。」



はぁ…。



だめだなあたし。



「当分仕事休め。」

「え。」

「こんな状態じゃ仕事なんねぇからな。」

「でもっ。」

「でももクソもねぇ。
　他のヤツでカバーするから。な?」



そうだよね。



迷惑かけちゃうもんね。



「分かった。」

「じゃぁ…早く元気なれよ?」

「うん。」



もう関わっちゃだめなんだよね…。



涼に触れることも何もできない。



また話したいよ…。



抱き締めて欲しいよ。



こんなに愛してたのに…。



あんなひどいこと。



最低だ…あたし。