それは僕の事を言っているのはすぐに分かった。 「クーマ」は別に僕のあだ名とかでもない。 「よく知ってるね」 髪がふわっと逆立ちそうなぐらい嬉しそうな顔をした女の子を見て言った。 「クーマのTシャツなんてあんのや…!」 キラキラとした目で見つめてくる。 「クーマ」は北海道のお土産屋さんでよく売られている「プーマ」のパロディもの。ユーモラスに溢れた感じが好きで、修学旅行で買ってからかなり愛用している。 そして今日も「クーマ」のTシャツを着ていたのだ。 「なぁなぁ!それどこで買ったん?」