ウトウトとお昼寝しかけていた時、一本の電話が鳴った。 「芽々、ごめん。書斎のデスクの上にある資料、会社まで持って来てくれる?」 それを聞いた瞬間、電話に出なければ良かったと後悔した。 まぁ、何と言うか、ただめんどくさかっただけなんだけど。 夕方にある会議で使う重要な資料だと言うのだから仕方ない。 重要な資料なんだから忘れて行くなよ!なんて思ってみたけど、ここはあたしが人肌脱ごう。 バッグに携帯と財布、そして資料を詰め込み車の鍵を持って家を出た。