昨日の夕飯?

・・・・・・あ。


「いや、あのー、あれは別に…」


「じゃあ、これは何?」


優希の手にはさっきまでテーブルの上で閉じられていたテキスト。


「それは…」


「働きたいの?しかも看護師?」


パラパラとテキストをめくる優希は、いつもの優希になっていて追い込まれ感抜群のあたし。


「えっと…何か資格をとりたいなって」


「どうして?」


さすがに優希が構ってくれなくて、時間をもて余してた何て口が裂けても言えない。


絶対バカにされる。