翌日、いつものように朝食の準備をして少し遅い時間に優希を起こした。 けど、何だか見られてる。 とてつもなく視線を感じる。 何だろう。 ここまであからさまだと居心地がよろしくない。 むしろ普段の優希にはない行動に不気味さを感じて寒気まで襲ってくる。 どうして? 何? 怖い 怖い 怖い。 ご飯不味かった? 塩と砂糖間違えた? いや、そんなはずない。 自分で言うのも何だけど、めちゃくちゃ美味しい。 あぁ、そうか… 「コーヒーのおかわり?」 「いや、まだいい」 違ったっぽい。