ブォーとクーラーの音しかしない午後のこの部屋。


もちろん優希はお仕事中。


窓に目を向ければ、ベランダで気持ち良さそうに吊るされている洗濯物たち。


まぁ、何と言うか…
早い話、非常に暇。

お掃除も洗濯もお買い物も済ませてしまったから、もうやることがない。

こんな時、バイトとかしたいなぁって思っちゃうけど、優希に怒られるから2度と口にはしない。



あまりにも暇だから、外でも散歩しようと考えたけど、こんな炎天下のなか歩いてらんない。

それはもう少し、陽が落ちてからにしようと思う。