ごめんねと隣に告げ後を追う 本当、強引だよなーこの人 自分が一番だと思ってるんだろうな 「かわいそう・・・」 「あ? なんだ?」 「いや」 生徒会室にはお決まりのメンバーがいた 「話とは? 生徒会には入りませんよ」 「ハッ今日はそのことじゃねぇ」 「実は最近生徒の持ち物がなくなる、という事件が多発しておりましてね」 丁寧に副会長が説明する どうやら盗まれたらしい じゃあ、明の本も盗まれたってことか 「そこで崇堂君に犯人探しをしてもらおうと思いまして」 「協力・・・するだろ?」