「それで困ってんの?」
「はい…」
放課後。
目の前には呆れ顔の凪ちゃん。
昼休みのことを相談してみると、なんでもないことと言わんばかりの平然とした口調で次のように言った。
「いいじゃん。行けば?」
なぜか凪ちゃんの方が乗り気だ。
「でも…」
口ごもる私にバシッと一言。
「言っとくけど夏休みはバイトと生徒会で忙しいから一緒に行かないよ?第一!!私はあんた達の邪魔なんてするつもりはありませんから」
「そんなぁ…」
いざとなったら凪ちゃんについてきてもらおうって思ったのに…。
「軽い気持ちでいいじゃない?別に嫌じゃないんでしょ?」
「嫌じゃないけど…ふたりっきりは恥ずかしいよ…」
学校ならともかく、街中を2人で歩くっていうのはまた別な気がする。
「あんたはどこの中学生よっ…!!」
凪ちゃんは吐き捨てるように呟いた。



