「あんたさあ正直どうなの?」


「ふぇ?」


モンブランに夢中になっていた私は口の中にクリームを入れたまま聞き返した。


今日は珍しく寄り道。


凪ちゃんと楽しく買い物した後、お茶してます。


「だーかーら!!高屋先輩とはどうなってんの?」


凪ちゃんはオレンジジュースを片手に私に迫る。


「凪ちゃんいきなり何…?」


凪ちゃんとはあれからすっかり仲良くなりました。


「あんたには正体バレてるし気使う必要ないのよね~」

ということらしい…。


ホントどこまでも自分勝手だよね…。


「何かさあ…焦れったいのよね…」


凪ちゃんはテーブルの上のケーキを一切れ口の中にいれた。


「何が…?」


「あんた高屋先輩のことどう思ってんの?」


凪ちゃん突っ込みすぎだよっ!!!