らっく!!




「行こうか?」


「うん」


私達は歩き出した。


今度こそ離れないように強く手を握りながら。


空は澄み切っていて、晴れ晴れとし気持ちが胸を覆っている。


ねえ…愁…?


この手をずっと離さないでね…?


たったひとりの人に出逢えた素晴らしい幸運―…。


この幸運を胸に私達は歩きだす―…。





【END】