「まっ…間に合った…」
良かった…。
授業開始5分前に教室に着いた。
ぎりぎりセーフ。
「おはよ~凪ちゃん」
隣の席の凪ちゃんに声をかける。
「えっ?!あっ?お、おおはよ…!!」
読んでいた雑誌を慌てて隠す凪ちゃん。
そんなに驚かせるようなことをしたかな?
「どうしたの?」
「えっいや別に?何でもないよ…?美弦こそ今日は遅かったじゃない!!」
「寝坊しちゃった」
笑いながら席につく。
「ああ…それでか…ってことはまだ知らないのね…」
凪ちゃんは小声で何かコソコソ言ってたけどよく聞きとれなかった。



