「ねぇ…愁…?」
流石に私も止めに入る。
「美弦は黙ってろっ!!」
愁は私を無視して匡人先輩を睨み続けた。
その言い草にすこしカチンときた。
なんか…おかしくない…?
私が出場するのになんで愁の許可がいるの?
自分だってでるくせに…。
私のすることに愁の許可は要らないはずじゃないっ…!!
「愁の…」
2人はまだあーだこーだ言っていた。
「愁のバカっ!!」
私は思いっきり愁を怒鳴りつけた。
「み…つる…?」
突然の怒鳴り声に愁だけじゃなく匡人先輩までも目を丸くしていた。
私の存在をやっと思い出してくれたみたいね!!
「愁のバカっ!!なんで愁にそんなこと言われなきゃなんないの!?」
怒ったんだからっ!!
「美弦ちゃん?」
匡人先輩は私の様子に面食らっていた。
「匡人先輩っ!!私、ミスコン出ますからっ!!」
「美弦?まじで…?」
一方、愁は鳩が豆鉄砲でも食らった顔をしていた。
「愁がなんと言おうがでるからねっ!!」
言葉が出でこない愁をシカトし、私は高らかに宣言した。
こうなったら意地でもでてやるんだから!!
変な闘志を燃やす私を愁と匡人先輩は遠巻きに見ていた…。



