「美弦ちゃん、大原と仲いいだろ?大原と一緒だと自然と美弦ちゃんにも注目が集まるわけ」
「…はあ…」
だからそれがなんですか?
「あの大原と親しいあの子は誰だって話になってさー。まあ、やむを得ずってことで」
匡人先輩はこの間の凪ちゃんよろしく、私の肩をポンポンと軽く叩いた。
やっと謎が解けた。
つまり私は凪ちゃんのおまけなのね?
だったらなおさら!!
「困ります!!」
私は匡人先輩に訴えた。
ミスコンなんて私には相応しくないし、出たくもない!!
「ごめん、もう決まっちゃったし。今から変更するのもかなり大変なんだよね」
匡人先輩はいつもの笑顔で微笑むと素知らぬ顔で携帯をいじり始めた。
このあしらいかた…。
絶対、面倒くさがってるんだ!!



