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填魔君は、ぐいっと引っ張り、おでこをくっ付けて、今にも唇が当たりそうな距離。


不本意にドキドキした。

「も…わかったよ!しないから、離して///!」


そう強く言うと、填魔君は離してくれた。


きっと、ガキ扱いされたのが嫌だったんだ…。


「……ねぇ?家に帰らないの?。」


「家なんて、ねぇよ。」


はぃ?


それって…お家が無い=1人ぼっち!?


「そうだけど…悪い?」


「……心…読んだ?」


「あぁ。」


小生意気だけど、少しくらい、泊まらせてあげてもいいかな…なんて思ってしまうあたしは甘いのだろうか。




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