『何やってんだよ、お前っ!』



『・・・死ぬ』



『は!?何考えてんだよっ』



『オレはいらない。流星がいる』



『お前もいるんだよっ俺とお前は違うっ』



永久は、ベランダから身を乗り出して



今にも飛び降りそうだった。



それを俺が必死に捕まえる。



『・・・離せ。もういいんだ』



『何言ってんだよっ、早く降りろ!!』



『もう、夏姫は手に入らないっ』



何をどう考えて、



「死ぬ」という選択にいきついたのか、



よくわからないが・・・・・



『入るよ!』



『意味わかんねぇよ、離せ』



『だから、夏姫は俺とお前の名前を間違えてたんだよっ!!』



『・・・は?』