『ひでぇよ・・・』
『は?』
それが、その日
家に帰ってから一番に聞いた言葉だった。
『お前・・・最低だな』
『だから、何が?』
『夏姫・・・』
ボソッと永久がつぶやいた言葉の中に
夏姫が出てきて、すこしドキッとした。
『夏姫・・・お前が好きだったんだな』
『・・・・・は?』
『オレ、見たんだ!旧校舎の音楽室でお前らが二人っきりでいるところ!』
『・・・・』
―――――見てたのか。
『ほら!今だって、「ヤバイ、見られてた」って顔した!!』
『・・・どんな顔だよ。』
『夏姫、「流星くんが好き」って言ってたっ』
『うん。』
お前のことだったけどな。
『は?』
それが、その日
家に帰ってから一番に聞いた言葉だった。
『お前・・・最低だな』
『だから、何が?』
『夏姫・・・』
ボソッと永久がつぶやいた言葉の中に
夏姫が出てきて、すこしドキッとした。
『夏姫・・・お前が好きだったんだな』
『・・・・・は?』
『オレ、見たんだ!旧校舎の音楽室でお前らが二人っきりでいるところ!』
『・・・・』
―――――見てたのか。
『ほら!今だって、「ヤバイ、見られてた」って顔した!!』
『・・・どんな顔だよ。』
『夏姫、「流星くんが好き」って言ってたっ』
『うん。』
お前のことだったけどな。

