『あぁ・・・話ね』
夏姫は、座っていた窓際の棚から
ヒョイッと飛び降りると、
スカートについた埃をパンパンとはらった。
『えっと・・・単刀直入に言うと―――――』
夏姫はそこで、言葉を詰まらせた。
『ん?』
『――――――――流星くんが、好きなの』
『――――――――――――は・・・・・?』
『転校してきたとき、一目惚れだった』
そんな
まさか。
両思いだったなんて・・・
まさか
でも・・・
俺は・・・・
俺には・・・
大事な兄貴がいる。
永久がいる。
だから・・・・・
夏姫は、座っていた窓際の棚から
ヒョイッと飛び降りると、
スカートについた埃をパンパンとはらった。
『えっと・・・単刀直入に言うと―――――』
夏姫はそこで、言葉を詰まらせた。
『ん?』
『――――――――流星くんが、好きなの』
『――――――――――――は・・・・・?』
『転校してきたとき、一目惚れだった』
そんな
まさか。
両思いだったなんて・・・
まさか
でも・・・
俺は・・・・
俺には・・・
大事な兄貴がいる。
永久がいる。
だから・・・・・

