やばいな・・・。

今日から彼氏作りするって・・・。

佳奈私にどんなことさせる気だろうか・・・。

しかもこんな朝早く学校の屋上に呼び出されたし・・・。

「ぁ!!侑嘉~」

「ぁ、おはよ。」

「まってたよ♪」

「ちょ、ちょ、ちょいまって」

「んー??」

「なにする気??」

「そりゃーもちろん・・・。」

そういって化粧道具を取り出した。

「化粧に決まってるじゃん!!何!?そのスッピン顔、化粧くらいしなきゃ彼氏なんてつくれないよ??」

「はぁ・・・。」

「目つぶってて!!」

30分後・・・。

「よしッ!!目開けていいよ~」

ゆっくり開けると・・・。

「かわいいじゃん♪われながら上出来だわ~」

「おぉぉすっげッ、私もこうなるんだねー♪」

「わかった??」

「イエス!!」

「今思ったけどさ、何でこんなに協力してくれんの??」

「んー、1つは親友だから、もう2つはWデートしたいから♪」

「ぇ!?Wデート??」

「何か面白そうじゃない~」

「まぁ確かにね。」

「教室いくか。」

「そだね。」

「おはよー。」

何か目線を感じる。

その正体は・・・。

亮だ。

「何かイメージ違くね??」

「そ、そう??化粧してるからかなー?」

「いいじゃん♪」

「ぁ、ありがと」

んじゃ!!

「なになに~!?いい感じね♪」

「そ、そんなことないよ!!」

ここからすべてが始まったんだ・・・。