とある彼女のじれじれ彼氏



 「ここですよ」

 「ここって…」



都内から1時間くらい走らせた閑静な場所にあるホテル。


私の知り合いも働いているここは、芸能人もプライベートで宿泊する有名ホテル。


あまり大きな建物ではないが、その分客同士の接触を少なくする目的で1フロアーの部屋数が少ない。


フロントが駐在する本館の他に廊下一本で繋がる別館が2つ。


私はその別館の1つの最上階のジュニアスイートが今日の二人の部屋。


豪華すぎたかな?

でも記念になる日だしこれくらい私にとってはどうってことないが。


 「センセぇ…」

 「おや、気に入らなかったですか?」