「有紗…?」 愛車のプレリュードを飛ばして、ようやく有紗の待つ自宅に着いたのは23:50。 後何分もしないうちに今年が終わる。 今年は私にとって最高の年になった。 それは… 「有紗…起きなさい、風邪をひきます」 無防備な寝姿を晒す愛おしい彼女を手に入れられたからだ。 はじめて会ったカテキョの時も、臨時に採用された高校に赴任して全校生徒に紹介された着任式の時も、私は有紗を一目で好きになってしまった。 一目惚れ、二度惚れ?