百合子さんを起こさないように、そぉっと階段を下りて、風呂場に行った。 シャワーの音が心地よくて、傷にしみるボディソープも なんだか気持ちが良い。 可哀想な僕? やっと休めるね… おつかれさま。 たくさん可愛がって、優しくしてあげるからね… 大事に大事に僕は自分の身体を撫でた。 完全に泡立つことの出来なかったボディソープが真っ白になって僕の身体に張り付いていく。 本来の肌の色が見えなくなったのを確認して身体を洗い流した。 汚いなあ。