制服を着替え部屋でくつろぐ
愁のプレゼントも決まったし、まったりしていた
紘一さんに出入り禁止令をだされたから家には行けないけど、2人で過ごせるってことがただ嬉しいんだよね―…
平日だから遅くなれないけど…
そんなことを考えていると
コンコンッ
部屋にノックの音が響いた
『美弦様、お電話でございます。』
高梨家のお手伝いさんがわざわざ電話を知らせに来てくれた
「あっはいっ!!」
思わず声が裏返る
美弦様…
いつ聞いても慣れない響き…
とりあえず部屋の電話をとり通話を開始する
そういえば誰だろ…?
凪ちゃんや愁なら携帯にかけるはずだしなぁ…
私の予想通り、電話をかけてきたのは意外な人物だった―…



