次の日









私は愁を待っていた


「まだかなあ…」



愁は家にくるなり紘一さんに話があるって行っちゃったし…


退屈…






ガチャッ



『ごめん美弦!!行こうか?』



リビングのドアが開いて愁が顔をだした



「うんっ」



私は愁の腕に抱きついた



寄りを戻してからちょっと大胆になった(笑)



当たり前だよね!?



幸せが溢れ出しちゃってしょうがないんだもんっ!!




『ほら~行くぞ?』

愁が私の手を握る



それだけで嬉しくてたまらなくなる…




あの時はまたこうして手を繋げる日が来るとは思わなかった―…



私って幸せ者!!



まあ…凪ちゃんに言わせれば、ノロケもいいところなんだろうけど…