「パーティーに来るような人はみんな綺麗で華やかで…。比べられて…バカにされるだけだもん…」



私は何度目かわからないため息をついた












《……美弦、明日暇?》



愁は少し間をおいて問いかけた




カレンダーをチラッと確認



「用事はないけど…」




っというか春休みだから基本的に毎日暇


《明日、11時に迎えに行くから。準備しといて!!》



「えっ!?あっちょっと!!」



───ツーツーツー…






「……」



私は携帯を見ながらあ然していた



愁といい…紘一さんといい…




強引じゃないか!?