愛なんて知らない Ⅱ














「私は大丈夫

受け止めてるから、大丈夫」









「愛美は人間だ

俺が保障するよ」








「ありがとう」









「愛美が人間じゃなかったら

愛美が異形な存在なら



俺も愛美と同じだ」







悠希が私の存在を確かめるように

強く、強く抱きしめる