愛なんて知らない Ⅱ












「はい

貴方は慎のお父さんですか?」









「そうだよ」









「少しお話があるのですが

少しよろしいですか?」










「いいよ

この部屋でもいいの?」











「もちろんです」







私はそう言うと部屋に入って行った