「それにしても、どうしてマロンにストロベリーは乗り移ったんゲスかね?」

「……それは俺にも分からねぇんだよなぁ。でも……もしかしたら、
あいつは、ストロベリーの生まれ変わりなのかもしれねぇな」

「……マロンが!?」

「ストロベリーがすんなりあいつの肉体を支配できたのがその証拠だ」



「早く、二人とも何してるの〜っ!!」

元気よく手を振るマロン。


「まぁ、今は本人が一番気づいてないみたいだけどな」

「そうでゲスね」





開かれた扉……

動き出した未来は



もう誰にも



止められない──





END