「やっと気づいた。」


「ご・・・ごめ・・・」



「ま、いいけど。また訪問者。」



「・・・え?」



そういって、茜がちょいちょいと指差す向こうには女子の固まりが。



「あれがどうしたの?」


「そのなか。」


茜は頬杖をつきながら向こうを見る。