俺の貧弱なボキャブラリーでは、俺が言いたいことを伝えられず、もどかしかった。 腹が立った。 そのたびに彼女は俺に、本を与えた。 彼女は司書教諭だから、本には詳しかったのだ。 俺が俺をうまく表現をできるようになるまでに、彼女と俺は急速に仲良くなっていった。 俺は、俺を表現する方法を得たとき、彼女に始めて表現した。 俺は、彼女が、好きです、と。