* 「シン、副委員長になりたいならもっと早く立候補してよ」 私とシンは放課後、学級委員会の仕事で残っていた。 「ん?いや、なりたいわけでは無かったけど」 「―――え!?じゃあ何で立候補したの!?」 思わず席から腰を浮かす。 そう私が聞くとシンは少し笑って答えた。 「んなの、マキが泣きそうな顔してたからに決まってんじゃん」 「え・・・」 「そんなお前、ほおっておけねェよ」 そう言ったシンは小さな子供のように無邪気に笑った。 そんなシンの笑顔から私は目が離せなかった――。